営業部では部員1人につき1~2物件の作業所を『営業パトロール』として毎月巡回しています。
その作業所が安全に管理されているか、工程通りに進んでいるかを中心に
・近隣の方への配慮はされているか
・作業所内の整理整頓はできているか
・建築確認や労災の看板は正しく掲示されているか
・駐車スペースは余裕をもって確保できているか
・現場事務所や仮設トイレは清潔に保たれているか
・消火器は設置されているか
・新型コロナウイルス対策はできているか
などの観点から確認します。
『配慮』ひとつ取っても、仮囲いをして作業所内の材料が近隣へ散らないようにする・防音する…といった配慮はもちろん、仮囲いが外れてからも日没後一定の人通りがある作業所はライトを設置するなど、場所に応じた適切な『配慮』を見極めることも重要なポイント。
目で見てすぐにわかることだけでなく、社外の方が作業所にいらっしゃった際どのような状態だったら良いだろうか…と想像しながら確認しています。
営業パトロールは監督さんと物件のことについて直接伺うことができる貴重な機会。
毎月様々なことを勉強させていただいています。
現在私が担当している作業所は、鉄骨造クリニックなのですが上棟後の重量感が印象的です。
木造と鉄骨造の大きな違いとして
「鉄骨造は躯体基礎~鉄骨工事までの期間が長く、この後行うLGS組も現場で加工すること」
が挙げられるとのこと。
※LGS…『ライト・ゲージ・スタッド』の略で、厚さ1.6mm~4.0mm程度の軽量形鋼。この後の工程で、天井や壁の下地材や登場します。
施工についても、木造ではある程度加工された状態で作業所へ搬入されますが(プレカット)、LGSの場合搬入されたLGS材を作業所で加工する必要がある点が大きな違いです。
現在は外装のサイディング(外壁材)貼りと電気・空調の配線工事が中心に進んでいきます。
今後の工程として
・現在天井に吹き詰められているウレタン材(断熱材)を壁に充填するウレタン吹付工事
・天井、壁LGS組工事
と進んでいきます。