(事例11)高い農作業委託料問題を解消
今回のケースは父親から土地の管理を引き継いだ地主候補の方の実例です。
元々父親は複数の土地を所有していました。
中には駐車場・宅地として貸し出ししている物もありその中で悩ましていたのは約300坪の畑の管理でした。
実際に引き継いだ方は娘様で嫁ぎ先が今回の畑から車で約1時間半かかり、遠方の為常に農作業ができる環境ではありません。
畑の手入れは1日/週程度しかできませんでした。
管理に関しては当初は家族総出で行いましたが、両親が衰え子供たちの協力も
徐々に減った為管理していく事が困難になりました。
但し管理できないからと言って放置すれば雑草が生い茂り周囲の農地に迷惑がかかります。
その為業者に委託をして草刈りをして貰う事となりましたが費用は高く1回につき30万円の負担になりました。
30万の費用は両親の所有している駐車場賃料及び他の貸地賃料から負担しましたが先々を考えると別の運用方法を考える様になりました。
そんな中で農業協同組合に農作業委託及び売却の相談に行きましたが、
仮に農作業を委託したとしても完全に手放しで管理してもらう事もできません。
また売却した場合も非常に価格は低く、売却にも時間が掛かるというものでした。
結局売買が成立するまでは農作業委託をするしか手立てはなく、多額な費用がかさむ状態でした。
そんな中で弊社より循環器系内科のクリニック誘致のお話をさせて頂きました。
勿論、お話したタイミングもよかったのですが快くクリニック誘致に関して賛同が得られました。
具体的には21万円/月賃料が得られる事になりました。
今回のケースの様に親からの相続する予定の土地が遠方案件で管理しづらく
尚且つ委託管理すれば費用が多額になってしまうという実例です。
今回のケースと同様にお悩みの方はいらっしゃると思います。
是非ご相談下さい。
今回の内容もマニアックな話で申し訳ございません。
今後も1話毎にご紹介致します。
また来月、弊社のホームページをご覧になって下さい。
~郊外の地主を救う クリニック土地活用(書籍) 第4章より~